宇宙線が、
リビングまで届く。 中学生・高校生のための、自分で組み立てた検出器で目に見えない宇宙線を測り、自分のテーマで探究するプログラム。

  • 自宅の机から、研究機関の実験施設まで
  • 全国の探究仲間と、集まる。
  • 宇宙線からはじまる、オリジナルの探究活動。
0
参加している中高生(2022年~)
0
大学生メンターの数(累計)
0カ国
海外の連携拠点
01 after application

まずは自宅で宇宙線観測体験
そのあと、自分のテーマで探究へ。

最初の数週間は、用意されたテーマで観測の手応えをつかむ「宇宙線観測体験」。
そのあとは、自分のテーマでの探究活動に進みます。
運営・メンター・研究者がそれぞれの段階で継続的にサポートします。

1
DAY 0 ・ 5min
応募フォームを送る
名前と学校、どんな探究活動を行ってみたいか。
2
WEEK 1〜2 ・ 30min
ヒアリング
オンラインで、どんなテーマで宇宙線観測を行いたいかを伺い、探究テーマを研究者とともに考えます。
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WEEK 3〜4
Discord + 検出器が届く
Discordで全国の中高生とつながる。検出器が自宅に届く。
4
WEEK 5~7 ・ 観測体験
宇宙線観測体験
用意された宇宙線の測定テーマから1つを選び、自宅で測定・解析にチャレンジ。─ ここまでで「観測の手応え」をつかむ。
5
WEEK 8
自分の探究テーマを決める
観測体験のあと、必ず自分のテーマで探究へ進みます。メンター・研究者と相談しながら、あなたの問いをかたちにする1週間。
6
WEEK 9~
宇宙線探究!(オリジナルテーマ)
メンター・研究者の伴走のもと、自分のオリジナルテーマで本格的な探究スタート。
7
年2回 ・ 進捗報告会
仲間と進捗報告会
年に2回、全国の宇宙線探究をしている中高生・メンター・研究者で集まって、進捗とつまずきを交流。
+ model year

1年間の探究の流れの一例。

1年で学会発表、2年目に加速器実験や論文投稿をするケース。

4月
申し込み・ヒアリング

応募後、スタッフとオンライン面談。探究テーマの希望を聞き取る。

5月
検出器が届く&初観測

宇宙線検出器を受け取り、仰角ごとに宇宙線数がどう変わるか体験計測。

6月
探究テーマ決定

「チェレンコフ検出器を自作して宇宙線を観測する!」テーマが決まる。

7〜8月
物品調達・検出器組み立て実習

アクリル部材を調達し、対面実習でオリジナルのチェレンコフ検出器を自作。線源テスト実験も。

9〜10月
測定・進捗報告会(オンライン)

宇宙線の角度依存性を測定。オンライン報告会で全国の中高生と交流・データ共有。

11〜12月
発表・年末レポート

HSRCで成果発表。年末レポートを執筆してこれまでの探究をまとめる。

1〜3月
物理学会発表・対面報告会

日本物理学会で口頭発表。対面進捗報告会で全国の仲間と交流。

5〜8月
J-PARC実験・論文投稿

J-PARCのビーム実験に申請・採択。実験を実施し、論文を執筆・投稿。

02 members' voices

参加中高生の

参加メンバー 松下さんのポートレート 松下千穂里 / 中学2年(2021年)~高校3年(2025年) 女子学院高等学校 / 2026年から東京科学大学進学
展示や講演会などで宇宙に触れる中で、やがて素粒子という存在を知って関心を持つようになりました。調べていくうちに知るだけじゃなくて、自分でも測ってみたいと思ったのがきっかけです。
松下千穂里 / 中学2年(2021年)~高校3年(2025年) 女子学院高等学校 / 2026年から東京科学大学進学 5 yr.
参加メンバー 川道さんのポートレート 川道かのん / 中学1年(2023年) ~高校1年(2026年) / 愛知県 / 名大教育付属中・高
科学館で自分の手の平をすり抜けていく宇宙線を知って、そんな物があるんだ!と興味を持ちました。加速キッチンに入る前は、「宇宙線」というワードしか知りませんでしたが、サポートを受け、測定・研究を楽しんでいます。
川道かのん / 中学1年(2023年) ~高校3年(2026年) / 愛知県 / 名大教育付属中・高 5 yr.
参加メンバー 濱本さんのポートレート 濱本夏芽 / 高専1年(2026年) ~高専3年(2026年) / 茨城県 / 茨城高専
濱本夏芽 / 高専1年(2026年) ~高専3年(2026年) / 茨城県 / 茨城高専 3 yr.
+ field notebook

自宅の机から、研究機関の実験施設まで

自宅での組み立てや測定から、国内の加速器施設・海外の研究機関での共同実験まで。

自宅で、はじめる。 AT HOME · WEEK 4 – 8
参加メンバーがひとり、白いテーブルでPCBにはんだごてを当てている真上からの一枚
自分の検出器をつくる。 WK 04 · WORK BENCH
シンチレータが青く光る瞬間を、メンバー全員でのぞき込む
青く、光った。 WK 06 · SCINTILLATOR ON
屋外でしゃがみこみ、ノートPCと検出器を見ながら測定する中学生たちとメンター
外でも、測ってみる。 WK 08 · OUTDOOR LOG
加速器施設で自分のつくった検出器をもっていく。 ACCELERATORS · J-PARC / UVSOR / KEK PF
UVSOR放射光施設で、複数の中高生がモニタを見ながら測定する様子
極端紫外光研究施設(UVSOR)で放射光実験。 UVSOR · OKAZAKI · 2021.11
KEKフォトンファクトリーのテストビームラインで、自作の検出器を用いてビーム実験を行う様子
KEK PF. 電子ビームを自作検出器に照射。 KEK PF-AR TB · TSUKUBA · 2024.03
BEAM ON
J-PARCのビームラインで、自作の検出器をビームに合わせる高校生
J-PARC. 自分の検出器を、ビームに当てる。 J-PARC MLF · TOKAI · 2025.09
海外の研究機関とも、連携しています。 CERN BL4S · LANGMUIR LAB · ABROAD
CERN '25
CERN Beam Line for Schools の実験エリアで、ヘルメット姿の女子4人組チーム Sakura Particles が並ぶ
Sakura Particles, CERNのビームラインで実験準備。 CERN BL4S · MEYRIN · 2024.09 · 日本人初
ジュネーブ市内の花時計の前で、BL4S参加の中高生たちが横並びに集合
実験のあいまに、ジュネーブ観光。 GENEVA · BL4S CREW · 2024.09
3,200 m
アメリカ・ニューメキシコ州 Langmuir Lab で、雷雲ガンマ線観測のため集まった日本と現地の高校生たちが山頂で集合
アメリカ・ニューメキシコ州、標高3,200mの山で雷雲ガンマ線観測。 LANGMUIR LAB · NEW MEXICO · 2024
全国の探究仲間と、集まる。 MEET-UP · TWICE A YEAR
全国から宇宙線探究者が集まる、年2回の報告会。 PROGRESS MEET-UP · WATCH · TOKYO
進捗報告会で参加メンバーが発表している様子
JpGUでポスター発表したメンバーで集合。 JpGU2025・MAKUHARI MESSE・2024.05
宇宙線からはじまる、オリジナルの探究活動。 RESEARCH OUTCOMES · 2022 –
+ endorsed by researchers

監修・連携している研究者と機関

放射線・素粒子に関連した分野の研究者がアドバイザーとして支援します。

酒見 泰寛 教授(東京大学 原子核科学研究センター)のポートレート
原子核物理

酒見 泰寛Sakami Yasuhiro

東京大学 大学院理学系研究科
附属原子核科学研究センター教授 / センター長

〝 加速キッチンで中高生が行っている素粒子・原子核研究は 学術的意義が高く、最先端の研究に触れる大変貴重な機会です。〟

実験装置の開発など、本格的な研究に没頭することで、基礎科学の将来を担う物理学者としての第一歩を踏み出すことができるでしょう。

Y. Sakami 東京大学 / 原子核科学研究センター
渡部 浩司 教授(東北大学 サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター)のポートレート
医用放射線

渡部 浩司Watabe Koji

東北大学
サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター教授 / センター長

〝 加速キッチンは東北大のサイクロトロン・ラジオアイソトープセンターで生まれ、中高生の放射線探究というテーマで 2022年度から共同研究を行っております。〟

この基盤を活用した大型サイクロトロン加速器を活用した実験など、中高生には貴重な機会となるでしょう。

K. Watabe 東北大学 / サイクロトロン・RIセンター
supporting institutions
国際ビームライン体験
Beam Line for Schools

CERN ・ DESY 共催cern.ch / bl4s

共同研究機関
CYRIC東北大学

サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターTohoku University

国際アウトリーチ
IPPOG

International Particle Physics
Outreach Groupsince 1997

助成団体
三菱みらい育成財団一般財団法人

本プログラム運営費を助成Mitsubishi Mirai Ikusei

04 across japan

参加校は、21都道府県・76校に広がっています。

21/47
都道府県
北海道から沖縄まで。海外在住の中高生も含みます。
53%
公立校 比率
私立進学校だけではなく、地域の公立校・高専も多数参加。
観測ノート ・ 参加校マップ updated 2026.04.21 · points 76
47都道府県の参加校マップ
05 for parents & teachers

保護者の方・先生方へ

参加にあたって判断材料となる情報(費用・安全管理・受験との両立・学校との関わり方など)を、保護者向け/教員向けにまとめています。

For Parents

保護者の方へ

  • 完全無償である理由(三菱みらい育成財団の助成)
  • メンター身元・通信環境・個人情報の取扱い方針
  • 機材の扱い/万一の破損・紛失時の対応規定
  • 受験との両立(活動頻度・休止可能・期間延長の柔軟性)
保護者向け詳細を見る
For Teachers

学校の先生・部活顧問の方へ

  • 生徒個人での参加が基本(学校の承認・管理は不要)
  • SSH・課題研究テーマへの「宇宙線探究」の組み込み方
  • 進路指導・推薦書記述における活動実績の活用
  • 学校プログラムとしての導入(有料・要相談)
先生・顧問向け詳細を見る
06 frequently asked

Q and A

Q.01 本当に、知識ゼロでも大丈夫ですか? +
大丈夫です。むしろ、ゼロから始める人が多数派です。
「宇宙線」「シンチレータ」──こんな言葉が出てきて「何のこと?」となっても、いま覚える必要はありません。最初の3ヶ月は、言葉の意味を暗記しなくていい。手を動かして検出器を組み立て、自宅で粒子をつかまえているうちに、必要な言葉は自然と身体に入ってきます。

メンターとは Discord で毎日やり取りできます。わからないことは「わからない」と言うだけで進みます。物理が苦手でも、教科書の範囲外でも、ここでは "知らない" から探究が始まる──というのがこのプログラムの考え方です。
Q.02 部活や受験勉強と両立できますか? +
自宅での計測・データ解析がメインなので空いている時間を活用しながら探究を進めることができます。隔週のメンタリング(30分)もメンターと都合の良い時間に調整することができます。 試験期間や部活の大会などを優先してお休みを入れながら、自分のペースで進められます。
Q.03 必要なものは何ですか?費用は? +
費用は 完全無償(三菱みらい育成財団の助成)。 検出器・部品・ソフトウェアは加速キッチンが貸与・提供します。 必要なのは インターネット環境とパソコン1台
Q.05 途中でやめたくなったらどうすれば? +
いつでもお休み・退会できます。検出器の返却方法もオンラインでご案内します。
途中で合わないと感じた場合の退会についても、特別な手続きは不要です。受験や部活の都合での一時休止も可能ですので、状況に合わせてご相談ください。
Q.06 加速器で実験できるチャンスはどう決まる? +
例年1~2回加速キッチン内のグループを対象に実験計画を公募して、その中から採択します。加速器についてなじみのない中高生でもメンターのサポートのもと実験計画を立てることができます。

応募について

所要時間は約5分です。詳細な志望理由は不要で、お名前と学校、興味のある内容を伺うだけで応募できます。
最初の数週間は用意されたテーマで観測の練習、そのあと自分のテーマでの探究に進みます。

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