ついに滞在最終日となりました。朝6時過ぎに、サポートサイエンティストのMartinの案内のもとCERNを後にしました。前日にCERNから発行される正規のIDカードを回収され、観光客用のIDカードでの退場となり寂しかったです。IDカードは将来の滞在時のために保管されるようで、CERN100周年の30年後にまたここにいられたらいいね、なんて話していました。
行きの飛行機の中ではわいわいしていたメンバーも、帰りは泥のように寝ていました。
私が2023年にSakura Particlesを結成し、リーダーとして行った提案がファイナリスト止まりで悔しかったのを思うと非常に感慨深いです。また、交流会で選考委員の方々に、どのプロポーザルが通るかはその年の競合相手により変わり、その年通ったプロポーザルが他の年に通るとは限らないこと、ファイナリストに選ばれただけで十分自信を持つべきと言っていただき少し救われたように思ったのでした。(勿論2024年の高い完成度のプロポーザル、2年に渡る挑戦は大変好評でした)
実験はここで一旦終了ですが、この後には膨大なデータの解析や成果発表が待っています。
直近ではAmerican Geography Union (AGU) のBright STaRsセッションでポスター発表を行う予定です。私たちのBL4Sへの挑戦は結果として大きな注目を集め、沢山の応援をいただきました。国内外で応援してくださった方々、現地でお世話になった全ての方々、そして特にお世話になったSarah, Seyma, Martin, Markus, Jeanにメンバー一同心より感謝申し上げます。
ブログはこれからも更新していく予定なので、引き続き温かく見守っていただけたら嬉しいです。