Kimura Moe

木村萌恵

  • 所属:東北大学 理学部地球惑星物質科学科 3年
  • メンター歴:2022年~

加速キッチンに参加したきっかけは?

高校2年生の時に『もしも君が杜の都で天文学者になったら』というイベントに参加しました。そのときのスタッフに加速キッチンの学生スタッフがいて紹介されて研究に参加しました。

大学入学してからは今度はメンターとして参加しないかと声をかけてもらってメンターとして戻ってきました。


大学ではどんな勉強をしている?

顕微鏡で岩石の剥片から鉱物を特定する実習や結晶構造を見られるソフトを使用した講義を受けています。鉱物の名前の暗記がとても大変です(笑)


メンターとして担当している研究

加速キッチンでよく使用する測定器(コズミックウォッチ)の新地レーターという部分をCsIというものに変えて分解能を上げた測定器を作って性能を測るためのデータ測定などをしています。

遮蔽物があることで放射線がどれくらい減衰するかを測定できたら防護服の性能チェックなど身近なことに活かせそうな研究だなと楽しく取り組んでいます。


メンターとして大変だったこと

 自分が高校生側として参加した時は受験間近で研究に取り組める時間が限られていたのでテーマの設定は先生と、ある程度相談してすぐに決めて研究を始めました。メンターとして担当した子は一からテーマを決めたのでテーマの決定に半年ほどかかりました。

加速キッチンに参加してどんな研究ができるか分からないとテーマを考えるのも難しいので測定器を触って動かしてもらったり、データを取ってもらったりしながら内容を詰めていきました。


大学で取り組んでいること

 高校生の頃と変わらず宇宙分野が好きなので天文同好会に参加したり、宇宙系のイベントに参加したり、企画したりしています。加速キッチンに参加したきっかけも宇宙のことを研究できるかも!と思ったのがきっかけでした。