はじめに

  「リバーシAIをつくろう」ではJavaScriptというプログラミング言語を用いて、自分より強い「リバーシAI」をつくります。最後にそれぞれのリバーシAIを対戦させ、どのAIが最も強いかを競います。  

 何となく難しそうですが、その中でもリバーシはとても簡単なゲームなので1~2時間程度で自分で「自分より」強いリバーシのAIを作ることができます。

ボードゲームの論理思考力をプログラミングで言語化する

 子どもがリバーシをするとき、多くの子が「なんとなく」手を打ちます。どうしてそこに置いたの?と聞いても「なんとなく」と答えます。この「なんとなく」の解像度を上げて言語化することがボードゲームが求める論理思考力です。

 これはプログラミング的思考力でも同様です。脳内で考えたアルゴリズムをどのようにプログラミング言語で実装をするかを考えることが求められます。

このような脳内の考えを言語化するトレーニングをリバーシのボードゲームのAIプログラミングをすることが本プログラムの特徴です。

小学生でも2時間で自分より強いリバーシAIをつくれる

 Java Scriptに触れたことのない小学生でも2時間取り組むとほとんどが自分より強いAIをつくることができます。

参加者の声

高校1年生

プログラミングってすごく頭良くてパソコンカチャカチャしているイメージだったので、私でもできるんだなって思ってすごく印象に残りました。最初、全然変な意見しか出てこない自分が嫌でしたが最後の方になるにつれだんだん割と大事な意見だったんだなと感じることが出来ました!

中学1年生

オセロは駒を置くときにプロは数字で見えるということに驚いた。また、その数字をAI に関数で入れ、数字を変えるだけで、AI の強さが変わって凄いと思った。

中学2年生

盤面評価値を自分で色々いじってどんどん強いプログラムを作る為にはどうするできかと試行錯誤したこと。また、ディープラーニングの動きが加速し実際何をAI が行っているのか分からずただ結果だけを受け取るようになってきてる現代” 学び” の概念が変わるのではないかという話もとても興味深かった。

デモ

動かし方

評価値の読み方

AIの作り方

ワークシート


実践例

リバーシAI講座@広尾学園 2018年3月20日
自分より強いリバーシの人工知能を作ろう@東北大学 2018年6月9日

リバーシ×プログラミング@東京ガーデンテラス紀尾井町 2018年6月30日
オセロ×プログラミング」@ニチガス 2019年8月25日
「オンラインプログラミング合宿」@Kodoキッズステーション 2020年8月10日
「リバーシAIを作ろう」@昭和学院中学高等学校 2022年12月20日